沖縄の衣装は、独特のデザインや素材、沖縄の文化や歴史と深く結びついています。
琉球王国時代に中国の漢服や日本の着物の影響を受けた、琉装と呼ばれる衣装は沖縄独自の衣装です。
沖縄の文化を知るうえで沖縄の衣装について、調べてみました。
二階堂ふみさんの花嫁衣裳は琉装?
結婚発表された二階堂ふみさんおめでとうございます。どんな花嫁衣裳を着られるのか楽しみですね。
現在は東京にお住まいですが、沖縄出身の二階堂ふみさんがどのような花嫁衣裳を着られるのか気になりませんか?
二階堂ふみさんは俗に言われる「沖縄顔」をされていますよね。
沖縄顔とは、彫が深い・眉が濃い・目が大きく二重・とエキゾチックで美男・美女な方が多いです。
私は、ウエディングドレスもお似合いだと思いますが、琉装の花嫁衣装がお似合いだろうなと勝手に思っています。
琉装の花嫁衣裳を着られた二階堂ふみさんのお姿を拝見したいと思い、琉装の花嫁衣裳についても調べてみました。
沖縄の花嫁衣裳:
琉装の花嫁衣裳は美しいだけではなく、鮮やかな配色や美しい刺繍が随所に施されています。
花嫁が着用する琉装は豪華な色使いや刺繍が特徴です。
紅型の模様には、幸福や繁栄を願う意味が込められているそうです。
花嫁は何枚もの長襦袢を重ね、その上に「かりゆし」と呼ばれる上着や「紅型」のベストを重ね華やかさをプラスします。
花嫁の髪型は「ウチナーカンプー」と呼ばれる独特な髪型で琉装に合わせたスタイルにするのが一般的だそうです。
琉装を一層引き立てる重要な要素だと思います。
沖縄の伝統衣装「琉装」
琉装は、琉球王国時代から伝わるものです。
琉球王国時代には、身分や階級によって着用できる衣装の色や柄、素材などが区別されていたそうです。
位が一番高い色は、「黄色」、そして桔梗→水色→藍色 で色分けされていました。
デザイン:
沖縄の植物や自然風景を描いたものが多く、赤や橙、紫などカラフルな色使いが特徴です。
着物と肌の間に隙間を作ることで風と通しを良くし、沖縄の気候に適したデザインになっています。
風通しを良くするために、袖の部分が広く開いています。
そのため袖口から裏地が見えてもいいように、裏地の色にも配慮されているそうです。
見えない部分の「おしゃれ」ですよね。
紅型(びんがた):
沖縄の伝統的な染物でコントラストの強い色使いが南国らしい雰囲気をだしています。
紅型の紅は 「色彩」 型は「模様」を指すそうです。
着用シーン:
結婚式 成人式 お祭り 行事など特別な場面で着用。
女性の王族は紅型の衣装を着用し色も黄色が最上位だったそうです。
そのほか 素材も様々でこれも位によって違ったそうですが一般的には天然素材が使用されていたそうです。
という事は・・・
現代の沖縄で目にする鮮やかな色彩で南国らしいデザインの琉装はかなり位の高い衣装って事ですね!
沖縄県各地には、気軽に琉装体験できる施設が多くあるそうです。
色鮮やかな琉装を着て写真を撮ってみるのも、良い思い出になりそうですね。
そのまま琉装を着用し近隣にお出かけもできるそうですよ。
二階堂ふみ プロフィール
生まれ:1994年9月21日
出身地:沖縄県那覇市壺屋
職業:女優・写真家
配偶者:カズレーザー(2025年~)
まとめ
沖縄県は世界遺産に登録されている琉球王国関連の遺跡の数々や、沖縄ならではの魅力がたくさんあります。
沖縄の文化は独自の歴史や風土の中で生まれ、他の地域とは異なる独特の魅力を持っています。
今回はその中で、沖縄の衣装「琉装」「琉装の花嫁衣裳」についてリサーチしました。
本土の白無垢や色打掛も素敵ですが、沖縄のカラフルな琉装は、特別な日の晴れ舞台にふさわしい華やかさと沖縄らしいあたたかさを感じます。
琉装だけではなく、様々な沖縄独自の文化はこれからも受け継がれていってほしいと思います。
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